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東京ディズニーシー・スペシャルナイト
CLUB DISNEY“ベイサイド・ビートReturns”ダンスショー
東京ディズニーシー・スペシャルナイト CLUB DISNEY“ベイサイド・ビートReturns”ダンスショー
昨年に引き続き、東京ディズニーシーがクラブミュージックで彩られた。ダンスミュージックラバーにはこの機会に是非ともその事実を知っておいて頂けると嬉しい。2007年1月28〜30日の3日間、パーク全体にダンスミュージックが流れ、メインステージとなったウォーターフロントパークでは、東方神起やTRFが屋外ライブに特別出演。その他、情熱あふれるラテンライヴや、アラビアンコーストでの神秘的なアラビアンショーケースなど、大人も楽しめる空間が東京ディズニーシー内の6ヶ所でショーケースが展開された。
そして、今回、その中のひとつとして、ストリートダンスのショーケースイベント「ダンスショー」がケープコッド・クックオフの中で実現したのだ。このイベントオーガナイザーはドナルド…ではなく、得意のダンスで会場を魅了したミスターD様。当夜はD様によって選ばれたダンスチームが、会場を熱く盛り上げた。

日本のストリートダンスシーンを代表するトップダンサーが顔を並べる中、若手のチームも名を連ねた。彼らはTDMなどを通じて参加チームオーディションにより選ばれたダンサー陣。オリジナリティーあふれる才能と、ダンスへの情熱を持ったメンバーが顔を揃えていたように思う。

造船工場に見立てた会場は、薄暗がりの中、会場内の照明がぞくぞくするような雰囲気を作り出していた。センターに張り出された特設ステージを包み込むように、定員約500名が会場を埋め尽くす。ケープコッド・クックオフはカウンターサービスのレストランで、この日も観客はハンバーガーを食べながら、椅子に座って鑑賞するという、いわゆるディナーショースタイル。ダンスイベントとしては珍しい形態に出演者も最初は戸惑い気味だったが、始まった途端に沸き起こった高い天井をつきぬけるほどの拍手と歓声が、その不安を取り払ってくれた。

3日間、計9回あったショーケースはすべて満席。普段とは違ったフレームでトリートダンサーを覗いているような気がした。では今回活躍してくれたダンサーを紹介しよう。

出演日
チーム名称
1/28
1回目
コペル☆ニクスシー
原田薫 & JuNGLE
NE時
2回目
Flying pan cake
ASIENCE
Hello! my friends
3回目
コペル☆ニクスシー
Nine days wonder + S.T selected
三田サブウェイラインズ
1/29
1回目
Alphabet Kids
HEART OF SAME
NE時
2回目
Flying pan cake
STARS(RYOSUKE+SHUHEI+BUPPIE+JIPPO+AKIKO+KEIKO+RENKA)
Hello! my friends
3回目
7DOWN 8UPPER
Nine days wonder + S.T selected
三田サブウェイラインズ
1/30
1回目
Alphabet Kids
ASIENCE
NE時
2回目
Flying pan cake
FANTASY 5(KOTA+MITTAN+NOB+YOSHIN+)
Hello! my friends
3回目
7DOWN 8UPPER
Nine days wonder + S.T selected
三田サブウェイラインズ

NE時 (RYOSUKE, CHITO, YOSIN, 黄帝心仙人, RYO) Directed by KETZ

NE時 (RYOSUKE, CHITO, YOSIN, 黄帝心仙人, RYO) Directed by KETZ
世界観重視の始まりから、そのスキル、そしてセンスの良さを立証してくれたのは、昨年末の「WORLD WIDE」でも登場し話題となった「NE時」。KETZがディレクショーンした各キャラクター性、音楽、衣装…そのすべての効果がいかんなく発揮され、会場を異空間に引き込む。やはり、他と異なる特徴 (=ネジ) は人に感動を与えやすい…というよりも、分かりやすいのだろう。違和感のある動きがあのステージにマッチし、非現実の存在になっていて反響も大きかった。

原田薫 & JuNGLE

原田薫 & JuNGLE
そこがどこであっても自分の空間を創り出す才能は絶品。ダンサー界の「ダンス・オブ・クイーン」原田薫。そして、パワフル、ワンダフル、斬れる逸材、JuNGLE。この2人の登場で大人の雰囲気を漂う会場。もしかすると港町の酒場で2人のような極上のダンスを披露する踊り子がいた時代があったのかもしれない…。夢の世界でも空間と楽しく遊んでいるレディーたちだった。

The Alphabet Kids (U-KI, NABE, SORI, TSUTO, KENZO)

The Alphabet Kids (U-KI, NABE, SORI, TSUTO, KENZO)
大人から子供までメルヘンチックな一時を…。LOCKの世界って本当に夢の世界に一番近いエンターテイメント性の一面を持っているのかもしれない。それにしても「The Alphabet Kids」のメンバーが一番やんちゃな楽しみ方をしていたような (笑) 。終始笑顔満載のメンバーたちだった。
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