東京ディズニーシー・スペシャルナイト
CLUB DISNEY“ベイサイド・ビートReturns”ダンスショー
ASIENCE
マドンナで一世を風靡した「Vogue」 (ヴォーグ) のPVで生まれたヴォーギングスタイル「ASIENCE」。彼ら (彼女ら?) の武器はその空気。「Strike a pose」 (=ポーズを決めろ) の歌詞どおり、会場の空気をつかみ、おそらく初めて触れたであろう動きに観客は全員釘付け。ディズニーの世界とはミスマッチの中で魅力的に妖しい黒光りを放っていた。
Flying pan cake
派手な衣装で登場し、バネの利いたジャンプを披露してくれたのは「Flying pan cake」。ストーリー性あるアグレッシブなショーケースで、2人にも関わらず、躍動感あふれる空気を放出してくれた。
Hello! My friends
ダブルダッチとダンスを起用に使いこなし、“見せ場”で確実に会場も沸かしたのは、「Hello! My friends」。名前の通り、愛されやすいキャラクターの持ち主の4人。初日はやや緊張していたが、2日目、3日目は本来の切れのある素晴らしいショーケースだった。難易度の高い縄芸を観ている方はハラハラとドキドキと安心とで忙しかった。
Nine days wonder+S.T selected
大学生メンバーも負けていなかった。3日間連日出演の「Nine days wonder+S.T selected」も日を追う毎に、緊張感を楽しんでいた。初日では己の強さが主張されていて、なんとなくバラつきを感じたが、最終日では、楽しむという面でも、パワーという面でも、一体感があった。ハウスの“見せ場”という面では、観客の受けはなかなか難しいかと思っていたが、気持ちよく締めくくってくれた。