TDM - トウキョウダンスマガジン

DABDAB×ステップ・アップ@shibuyaNUTS 2007.01.17 (Wed)





YOHEI + YANMA + YUICHIRO + MICHALE

毒があるけど愛しやすい個性を持つ“くどい”メンバーで構成。ダンスを真剣に楽しもうとしている彼らのナチュラルな一面が見え、エネルギー溢れるショウだった。特にソロには各人の存在感があった。多分本人たちも充分楽しんでくれたと思う。やればできるじゃん (笑) 。

Yuffy + LISA + SOICHI + ENDo

キューピーです。迷い込んだクラブでこんなショウをやっていたら、映画のワンシーンなんじゃないの?的な世界を作ってくる。若手でセンスがあって頑張っているし、今後の活躍が楽しみ。

adda co-ya
( Mariko / Rie / Risa / Saori / Yumi )

キレと抜きの絶妙なタイミングを気持ちよく魅せてくれた、個性バラバラな4人娘。パンキングとジャズをベースに、腕の存在感がある踊り方だった。基本的に個人のスキルはあるので、観ていて安心できた。

SHUFFLE! (HICKY / TSUTO) + RYO (無名) + HI-RO + MEE

ジェームスブラウンの世界を、彼らのフレームを通して表現してきた。自由奔放でロングセットなショウケース。違った面で楽しめた。

SHOGO (self×food) + SATORU (Xyon) + SHINGO (PYRO) + YOSHIYUKI (PHILIA)

これからが期待できる…逸材?メンバー。「ハウスダンスのショウケースの醍醐味を見せたい」という観点で凄く共感できた。メンバーの人間性と踊りのバランスもよかった。


< Exhibition 3 > VERONICA + PINO

冒頭で紹介した、映画「ステップ・アップ」のコンセプトに一番近かったペア。音楽の展開に合わせて、2人の関係も進行していく。2人のバランス・空気感が良かった。お互いのいいところを上手く表現しているという面で、新しいショウの在り方を楽しませてくれた。

< Exhibition 4 > KETZ + 黄帝心仙人

完璧な世界観を創りあげる異彩のエキスパート。ドープな世界が始まる瞬間に高揚する観客の感覚を操った。「いいものはいい」。
久々にDABDABの空気に触れて、更にダンサーの良さに浸ることのできた一日だった。振り返れば猛ダッシュで突き進んできた今回、みんなも新年早々から上手く便乗してくれたことにまず感謝。ダンサー人口が増える中、「自分だからこそ表現できる何か?」を隙間なく演出してくることは本当に大変だと思う。でも、そこに対する完璧性を求めて、これからも追求していくようなメンバーで空間を創り上げていきたい。ジャンルは様々でも、共有できる美観と誠意でセッションしていきたいと思う。
'07/03/23 UPDATE
text by AKIKO (DABDAB Organizer)
Photo by YAB-CO
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