TDM - トウキョウダンスマガジン

始まりの瞬間 Perfect Combustion oneman-live
今までアンダーグランドシーンで活躍してきた「BRONX」。彼らのダンススタイルには目を見張るものがあった。特にBREAKINの実力は、日本でTOPクラスと言っても過言ではないだろう。そして今、「Perfect Combustion」と名を改め、今までどうりの完成された ダンスパフォーマンスにエンターテイメント性をプラス。彼らのアンダーグランドから一歩踏み出したステージをレポートする。
9/22(Sun)に、渋谷BOXXで行われた「《始まりの瞬間》Perfect Combustion oneman-live」。その日は夕方からあいにくの雨。雨脚は強くなる一方だったが、その雨にもかかわらず会場には多くの人が集まった。
メンバーは、ISOPP、MG、KENSAKU、GUNJO。ISOPPのDJプレイからスタート。そして、最初のダンスパフォーマンス。音はBREAK BEAT。HIP HOPやOLD SCHOOLと言うより、少しUK色の強いBIG BEATだった。 曲の要所要所にアクセントを入れて、ブレイクダンスの様々な大技を見事にはめ込み、とてもクオリティーの高い振り付けを見せつけてくれた。

わかりやすいダンスをすることでダンサーだけではなく、一般の人々でも楽しめるように作られている。 Perfect Combustion(完全燃焼)という名前に負けないダンスを披露しており、そんなところからも彼らの意思が伝わってくるようだった。観客にとっても見応えは充分なのではないだろうか。
KENSAKUのMCが入り一息ついたところに、VTRが流れ出した。彼らの駅中での練習風景や、グラフィティ、DJプレイなど、ダンスだけではなくストリートに付随する色々なことに才能を発揮している彼等を垣間見れる内容だった。
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