TDM - トウキョウダンスマガジン

DAB DAB 5.16




1. トップバッターは「PLAYERS」。元気の良いダンスで来場者のテンションをいい感じに持っていってくれた。
2. HOUSE、HIPHOP JAZZ&CAPOEIRAを上手くフュージョンしてくれた女の子4人「COCOPERI」。CAPOEIRA特有の土臭い所がカッコ良い。パーカッションのビートに合わせたHIPHOP JAZZも渋かった。
3. 「OHISHI+SUE+UEMATSU+HIROSHI」は若手実力派メンバーで結成されていた。音のとり方、遊び方が様々で見ていて面白い。特にNY帰りのSUEの今後の活動には興味が持てる。
4. 最近のHIPHOPダンサーの傾向の一つにLAスタイル(=HIPHOPの中にJAZZのテイストが含まれるイメージ)のダンサーが多くなってきている気がする。「High Quality」もPVのような雰囲気を匂わせていて、男のエロスをカッコ良く見せつけてくれた。
5. 女の子3人組でDAB DAB初登場の「bada:ss」。衣装もドレッシーな雰囲気で、手振りとステップを組み合わせて「素敵な大人の踊り」を披露してくれた。
6. チーム歴の長い「RYTHMIC ACT」。リズミカルで速いビートの音にのって、「どれだけ遊べるのか」「どこまでノリを出せるか」を追求しているように感じる。無邪気でカッコイイメンバーが揃っている、という印象だった。
7. 「いーもだって、いーでしょ?」このフレーズを覚えている方も多いはず、「e-mo」の登場。今回はちょっと違ったメンバーで出場し、90年代を思い出させる懐かしいスタイルで見事なパフォーマンスを披露してくれた。
8. 数少ないBe-Bopのチーム「G's」。DAB DABレギュラー化しつつあるチームなので、これからの活躍ぶりにも期待したい。
9. 「HARU+SOSHI」は「静岡+大阪」のチーム。彼らの好きな「音ハメ」のスタイルが見ているだけで伝わってきた。毎回「可愛いカッコイイ」ショウタイムを見せてくれる彼ら、次回はBREAKIN’を折り交ぜたメンバーで7月の出演が決定している。
10. 1部最後のチーム「Smokin Slaves」には本当に脱帽。アンゴラ、フェジョナル、バトゥーキの3つのスタイルを融合させ、かつ大技の連続でルーティンとは思えない高度な合わせを見事に見せつけてくれた。
夜も深くなってくると、後半を目的にしてきているお客様でフロアーの盛り上がりは最高潮を迎えてくる。今月初登場のDJ HIGH-Dも勢いの良いスタートでプレイを続ける。DAB DABのカラーと一味違ったDJタイムだった。ふと気が付くとバーカウンターからラウンジスペースにほろ酔いの兆しが…まだ夜は始まったばかりなのに。
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