TDM - トウキョウダンスマガジン

DAB DAB 4.4
「この3人でショウタイムやったら面白そう!」という思いでお願いしてみた、SHAN.S(from N.Y) + YUKI(SoundCreamStepperz) + PINO(PINOCCHIO)。

個性は様々だが、足裁きは全員一流。イベント一ヶ月前に事故で松葉杖をついていたPINOだったが、足のケガなど全く感じさせないショウタイムであった事は来場者の全員に伝わったと思う。サウンドに身を任せ、体を上手に操るSHAN.Sの動きはパワフルで、かつ繊細なメロディーまでも全て表現してしまうから正に天下一品。

オールドスクールからニュースクールまで器用にこなし、全てを「YUKI流」のダンスに変えてしまうYUKIの踊りには、「本人以外の人には決して真似が出来ない」そんな言葉が頭をよぎった。見れば見るほど、その音の取りっぷりには驚かされてしまう。またいつか見てみたいUNITだった。
1部最後を飾ってくれたのは、スペシャルに相応しいGO!GO!RABBITS。

最近私自身の中でもヒット中の曲、brandyの”What about us”でバッチリ決めてくれた。本当に素晴らしい!数え切れない程のファンが付くのも納得できる。まさに、現在のダンスシーンの一線で活躍しているダンサーの鑑(かがみ)と言えるだろう。(ちょっともち上げ過ぎかな?)彼らの踊りから発するオーラと、クオリティーの高い構成・演出には、空間全てを吸い込まれてしまいそうになる。

クラブでの彼らのショウタイムは初めてということもあって、いつもとは違う視点で楽しむことができた。来場者の皆さんにも、忘れられないショウタイムの一つになったと思う。
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