TDM - トウキョウダンスマガジン

TDM Special イベントプロジェクトチーム「feelin’」特集 2/3
TDM Interview feelin’代表 U-KI (1/2)

TDM:
まずfeelin’を始めたきっかけは何だったのですか?


U-KI :
ちょうど9年前、僕が東京に上京して来た頃、東京のロックダンスシーンが少しさみしく感じたんです。ダンサーが集まっているのはヒップホップ主導のダンスイベントばかりで、SOULやFUNKの中心のイベントにはダンサーが全然いないような気がしてました。そこで僕らは自分たちの居心地のいい自分等の居場所的なイベントを作りたいと思い始めたのがきっかけですね。

TDM:
BREAKYDElicを結成してイベントの運営を行っていますが、3人の役割分担を教えて下さい。


U-KI :
基本的には3人で話し合ってイベント内容を作っていきます。NABEが主にキャスティングを担当して、SETOが、「SUPER FRIDAY」のバトルのメニューを考えたり、キャスティングを含めた企画を担当しています。僕は全体をまとめている感じですね。

TDM:
今までにやってきた中で印象に残ったイベントはどんなイベントでしたか?苦労したことなどはありましたか?


U-KI :
2002年morph tokyoで一番最初に開催した「SOUL STREET」・西麻布CLUB Mで開催した「SUPER FRIDAY」のロック1on1バトル・去年麻布十番で開催したfeelin’3周年イベント「SUPER SOUL STREET」。この3つですかね。いずれもお客さんが入り過ぎて入場制限をしてしまいすごい迷惑をかけてしまった時です。苦労したことは…毎回大変だけど苦労していると思ったことはないですね。

TDM:
各イベントのネーミングの由来など、開催するにあたっての経緯を教えて下さい。


U-KI :
「SOUL STREET」はODORIYA※の小林さんがつけてくれました。小林さんにイベントやってみない?って誘われたのがきっかけで始まったんです。最初は何もわからなかったんだけど、やってくうちに楽しくなっちゃってね…。そのうち大義名分を考えるようになって行ったんです(笑)。

※ODORIYA…横浜や都内各所で年間コンテスト形式のDANCE FLASHや、SUNNY SIDE、ORIGINALITY、SOUL MARKETなどのダンスイベントを運営する団体で、小林氏が代表を務める。

「SUPER FRIDAY」は「SOUL STREET」とは違った内容のイベントを奇数月にやっていこうということで始まりました。「SOUL STREET」はダンスショウ、「SUPER FRIDAY」はバトルです。名前の由来は映画「SUPER FLY」のロゴがメッチャ好きでね、おまけに毎週金曜開催しているのもあって、特別な金曜日みたいな意味も含め「SUPER FRIDAY」としました。

「FUNKY CHICKEN」はロックダンスだけのバトルイベントがやりたくて…マニアック過ぎるよね(笑)。年に一回、ロックのお祭りみたいなことがやりたかっただけです。名前の由来はロックダンスのロックのポーズがソウルダンスの“CHICKEN”という技からきたと言われていて、じゃあ「FUNKY CHICKENでいこうよ!」みたいな感じで名付けました。
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