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BIG BANG!!TOKYO
10月12日、大阪では6回を数える大学生&専門学校生によるストリートダンスコンテスト。学生にとっては念願の第1回目東京大会が川崎クラブチッタで開催された。PINO (ALMA/ZENITH)、ISOPP (Perfect Combustion)、ヤザキ (ゲロッパ)、TOMO (FUNKASTIC)の審査のもとに、61チームという数多くの大学生&専門学校生のダンスチームが集まった!
■審査員(左から)
ISOPP、TOMO、PINO、ヤザキ
MC USKのエネルギッシュなチーム紹介と、観客・仲間の声援に後押しされ次々と飛び出した出場チーム。そして、同世代のダンサーとの距離を身近に感じながら、手を上げて熱烈な声援を送った観客。双方が一体となったBIG BANG!!TOKYOの結果は以下の通り。
■優勝 STACK'S [HIP HOP]
(筑波大学:Bブロック31番)
■第2位 JUST DO HIT [POP]
(明治学院大学・千葉商科大学・慶応義塾大学・目白大学:Aブロック26番)
■第3位 william [HIP HOP]
(上智大学:Aブロック29番)
■特別賞 TANGILOCKERS [LOCK]
(創価大学:Aブロック32番)
MISCELLANY [HOUSE]
(拓殖大学・亜細亜大学:Bブロック25番)
じぇるめん [HIP HOP]
(学習院大学・慶應大学:Bブロック27番)
優勝したチーム“STAK'S”は筑波大学のサークル・REALJAM所属の5人組(CHIKARA2年生・JUN2年生・TAKUYA4年生・T-NORI4年生・ACHI4年生)。コンテストのトリに登場し、緊張する状況にも関わらず、クラブチッタの広いステージをいっぱいに使い、息の合った素晴らしいショウケースを見せてくれた。
優勝チーム“STAK'S”のコメント: 「自分たちだけは、大学での学園祭の公演を踊らず、サークルの皆に無理を言って出場しました。前日に壮行会を開いてくれた皆に、最高の報告ができます!!ありがとうございました!!」

サークルのメンバーだけで構成されたチームだからこそ、そこで出会った仲間・輪を大切にしているコメントが、とても印象に残った。東京ではまだ始まったばかりのこのコンテスト。学生のダンサーがこんなにもダンスシーンに触れ、素晴らしいエネルギーを持ち備えている事を証明してくれた。これからもっと多くの関東の大学生、専門学校生のダンサーが出場し、回を重ねるにつれ、大阪大会とはまた一味も二味も違ったコンテストになっていって欲しい。


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