TDM - トウキョウダンスマガジン

Ci-pher
4月にスタートしたばかりのYELLOWレギュラーイベント「Ci-pher」。パフォーマンス・クラブタイムともに充実の内容だった第一回目をAKIKOのレポートでお届けする。
西麻布YELLOWのレギュラーイベント「Ci-pher」が4/20(Wed)からスタートした。B1FはDJ MASAKOとDJ KOYAがHIPHOP中心の選曲でくつろげる空間を提供。B2Fはダンサーとしても有名なDJ SHAN.Sと最近MAIN STREET等のイベントでDJを務め人気上昇中のDJ KENTOがHOUSEをプレイ、Deepな世界を展開していた。

イベント「Ci-pher」のオーガナイザーはNAOKI、SHINYA、NADAの3人。ダンサーでもある彼らが始めたこのイベント、ダンスパフォーマンス中心のイベントではなく、音楽をもっと楽しんで欲しいという気持ちでクラブタイムに重心を置いている、とのこと。
記念すべき第一回目は、出演したゲストダンサーの顔ぶれも豪華そのもの。メンバーはSHAN.S (NUBIAN SOUL)、CALEAF、KANGO (SIX SENSES)、NADA (SIX SENSES)、NAOKI (SIX SENSES)、YUYA (SIX SENSES)、KOJI (Wu)、SHINYA (Wu)、YUKI (SOUND CREAM STEPPERZ、Wu)、MAK (DOREMAK)というHOUSE界の大御所で結成されていた。
ソロではたまたま来日中のHENRY a.k.a"LINK" も参加し、盛り上がりに輪をかけていた。生バンドとのセッションでパーカッション、サックス、ドラムの音をベースに各メンバーがUNITに別れてルーティンを構成するというショウタイムでは、名実共に名高いメンバー達が生音と共に遊び踊り狂う、そんなイメージを受けた。
ショウタイム途中ではバトルが行われ、各人の個性溢れる感性が飛び交い、時にはぶつかり合い、新しいエネルギーを発する。いろいろなオーラやスタイルが交じり合って一つの大きなパワーになっているような気がした。気が付くと30分近いショウタイムだったが、時間が経つのを忘れて見入ってしまったひとときだった。
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