B-BOY PARK '99 -20-22nd, August,
99- |
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22th B-BOY BATTLE |
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トウキョウダンスマガジンということで、メインのB-BOYバトルは細かく紹介していこう。B-BOYバトルは、大きくは個人選と団体戦に分かれる。文字通り、個人のバトルと、チームでのバトルだ。この日、まずは朝の11:00から個人戦予選が行われた。『たばすこ』でもおなじみのウィンド・ブレーカーズの若手(高校生)ブレーカーのマサト&アクやRAVEのグランドチャンピオン大会にも出場していたFauvism、そしてRSCのケンザブローも参加していたが、予選で敗退した。みなかなり有望株にあげられるのだが、そんな彼らもあっさり敗退するあたり、B-BOYバトルのレベルの高さを予想させた。
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個人選 |
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個人選の優勝はダイスケ。東北から遠征してきたそうだ。入賞したケンタも東北らしい。会場で「みちのく」と書かれたバスケットボール・ユニフォームを身にまとう集団がいたが、東北方面からもかなり来場していたようだ。ちなみに、TDMにも書き込みをしてくれる、新潟ブレーカーズの面々もいたり、ほんとうに全国からたくさんのB-BOYが集まっていた。なお、準優勝はチームバトルでも善戦した横浜フロアマスターズのJON、他入賞にBustersのJUNで、以上ベスト4となった。
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団体選 |
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優勝は早稲田ブレーカーズ。多彩な技は目を見張るものがあった。3戦したが毎回異なる戦略で、個人技もさることながらチームとしての懐の深さを感じさせるグループだ。準優勝に横浜フロアマスターズ。さすがに年季の入ったチームで、若手JONらのパワーブレイキング、B-GIRLマリモ&カイト、そしてヒカル&ウガンダらの「魅せる」渋いブレイキングと、そして彼らの二世たちのかわいらしいブレイキングと本当に幅のあるチームだ。RAVEの「Cool
Crew Jr とパパ」の人気がスゴイが、最近はブレイキングの黎明期を支えてきた人達の子供が出てきている。本イベントの最後のステージにも、主催者のCrazy-Aが女の子を方に担ぎ、ラップをするシーンもあったが、あと2年もすると、日本のB-BOYシーンも新しい展開があるのではないだろうか…他に特別賞にB-MAX
& 平安ロッカーズが選ばれた。
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途中、チノ、ホリエ、他ゲスト審査員(N.Yからは本家RSCのCrazy
Legsも来ていた)のパフォーマンスなどを挟み、B-BOYバトルの後は、HipHopアーティストたちによるライブパフォーマンスが行われた。こちらも異常な盛りあがりで、ステージ下のカメラマンはもみくちゃにされていた。夕方から始まり、日が落ちた後もそのエネルギーは衰えることなく続いていた。 |
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