―自分が気持ちを、愛を注げば、わかってくれる人がいるし、
そういうことを踊りで、そしてMBCで伝えていきたい。
MBCの4人とは、踊りだけじゃなくて自分が抱えてる悩みも相談できる仲間。お互いが刺激し合っていて、こういう付き合いって、歳が離れてるからできることなのかもしれない。30代のSHINGOさんの言葉は重みがあるし、20代前半のYORI、KITEがわからなくても、これからわかっていくことだったりもする。自分の興味があることも、経験させてくれることも、たくさんあるし、踊りが上手いから付き合ってるというよりも、そういう人間性で付き合ってる。「まぶし=MBC」って言うと「まぶしって何ですか?」って普通なるでしょ。そこから話し始めると、案外すんなり相手と話せたりする。それがなんかMBCのホントの部分かも。でも、相当くだらないよね〜(笑)。だけど、それにくだらなさを感じられてるのが、幸せなことだと思う。
幼い頃って、缶が転がっただけで笑い転げたり、ああいうピュアな部分が大人になっても生活の一つにあるのって大事だと思う。それによって人間としての幅が広くなってる気がする。どこかガツガツしてた部分が丸くなって、人とつながり合ったりするのが自然になった。人を信頼できるようになったというか、人の気持ちを考えるようになったからかもしれない。自分が気持ちや愛を注げば、わかってくれる人がいるし、そういう感覚を踊りで、そしてMBCで伝えていきたい。集まったメンバーの雰囲気が一体になっているショウタイムだったら、見てる人も気持ち良くなって、踊ってる側も更に気持ちよくなる。観客とダンサーとのそういう関係って、踊りの理想だと思う。
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