TDM - トウキョウダンスマガジン

L.O.F.D 〜 Our Real Hearts.〜
L.O.F.D 〜 Our Real Hearts.〜
苦楽を共にすると、相手という存在の有難みを身に染みて実感する。仲間ってそういう存在。だからいろんなことが許せるようになる。JAMMY、Marjoram、Massy & SATOMIという3組が出会い、L.O.F.Dとなり、真剣に悩み、いろんな壁にぶち当たってきた時もリアルタイムで私と近い存在だったので、その深みが伝わってきた。

今回のインタビュー当日、メンバー全員はなんとも言えない表情をしていた。9月20日の「THE REAL TOKYO」に向けたオーディションを翌日に控えるメンバーは、気がつけば「明日が、来なければいいのに・・・」って呟いていた。それぐらい悩んで決めた結果、選ぶことを決めた。数多くのオーディションが開催されている今日、「一緒に頑張ってくれる仲間」を探す機会がオーディションなわけであって、誰にでもチャレンジできる素敵な機会。現時点では、選ばれたメンバーと共に“Leader Of Female Dancer”が創り上げる空間が今から楽しみ。

●L.O.F.D

チームJAMMY から Kuma / Mayu、チームMarjoram から Miho / Tomoko、そして Massy + Satomi、3チームから構成され 2005年より『L.O.F.D』として正式にグループ活動をはじめストリートダンスを通して現在まで様々な活動を繰り広げている。現在のダンスシーンの " 女性ヒップホップダンサー代表(Leader Of Famale Dancers ) " として、各々のチームやメンバーそれぞれの " 持ち味 "、"セ ンス "、"スタイル " など、様々な良い要素を【 L.O.F.D 】というチームとして集約、女性ヒップホップシーンをリードする代表的チームであり新たな女性HIPHOPのスタイルを築いたオリジネーター的存在であることは言うまでもない。

みんなそれぞれ具合が悪くなってます(笑)。

TDM

明日はTHE REAL TOKYOでのL.O.F.D CREWのオーディションですね。(注:インタビューは2013年6月21日。) 前日となりましたが、どうですか?

KUMA

今は、具合が悪いですね(笑)。

エントリーしてくれた50人の中から数人しか選べないんです。中には生徒だったり、今、シーンで頑張ってる子もいるし、その中から選ばなきゃいけないと思うと、具合が悪くなります。

MASSY

選ばれなかった子のことを考えるとね・・・。

MIHO

函館から出てきて、4年くらい頑張ってる子がいるんですけど、もし、明日ダメだったら函館帰るって言っている子もいます。

または、嵐がきて、むしろ中止になっちゃえばいいって言ってる子とかもいます。

TDM

わ〜。50人分の1人はそういう子たちなんだね。

MAYU

LOFDいや〜、具合が悪い子は多数いますね。

TOMOKO

今回は個人の勝負だから、“みんなで”っていう感じには誰も思ってなくて、互いの戦略を知るたびに、みんなそれぞれ具合が悪くなってますね(笑)。


TDM

うんうん、今のシーンって、個人なんだよね。例えば、クラブイベントでも、振付ナンバーも増えてきたし。バトルもそうだし、チームやってた子たちが、バトルに出るためにチームを解散しているみたいで。

DAZZLEやs**t kingzはチームを株式会社化していたり、今回のL.O.F.Dのみんなも取り組みもそうだし、仲間意識とか思いやりの気持ちは、彼らから半端なく伝わってくるんだよね。もしそういう仲間をもっと探そうよ!って思うけど、見つけるのもすごく大変なんだよね。個人だと良いところもあるけど、出来ないこともあると思うしね。

KUMA

自分たちがもし若くて、今の環境だったら、嫌かもしれないな〜。

MASSY

うん、嫌かもね〜。

TDM

でも、今回の受かった人同士が、チームみたいな存在感に感じられるかもしれないね。

MIHO

ただ一緒に踊るだけじゃなくて、私たち6人といるところを、一緒に感じれることが1番大きいし、嬉しいと思う。

KUMA

うん、この6人でいる感じを知ってもらえれば、そういうのもわかると思うな。

MAYU

やっぱり、一緒に踊ったり創ったりしないと感じられない部分っていっぱいあるもんね。

SATOMI

だから、真剣な、みんなの具合の悪さをみて、「あ、すごいことしちゃってるな」って思うよね(笑)。その人の人生変えちゃうかもしれない。

MASSY

「L.O.F.D、やってくれるな〜!そういうことしちゃうんだー!」って思われているかもね(笑)。


TOMOKO

でも、だいぶ、次の世代の子たちをかき乱した感はあるので、意識が変わったような気もします。踊ることとか、挑戦するっていうこともそうですし、良いタイミングかなとは思います。

TDM

誰にでも、転機ってあるからね。

MAYU

あ〜ドキドキするね〜!

全員

うん、するー!

TDM

ここにいるみんなのドキドキ感もすごいね! ドキドキ感っていうか、想いだよね。

KUMA

このインタビューが公開されてる頃にはメンバーが決まってるんだもんね。

MASSY

どんな想いでこれを読むんだろうね(笑)。

TDM

L.O.F.Dの想いを知ると思うよ。

KUMA

そうですね。みんなに読んでもらおう!

9月20日は絶対遊びに来てください! 


TDM

そもそも今回やろうと思ったのはどうして?

KUMA

MIHOと2人でお茶してる時にこの話になったんだよね。下の子たちから選抜しようって。

MIHO

LOFDイベントの内容で、「ワクワクすることって何かね?」ってなった時に、外国人ダンサーを呼ぶとか、いろいろ出たんだけど、ちょっと違うねと。

後輩と踊ることはずっとやってみたかったことでもあって、それを選抜方式にすることにしたのは、だいぶみんなで話した後だったよね。

MAYU

最初はうちらが直接誘おうかって言ってたんだよね。


KUMA

そうそう、半年くらいかけてね(笑)。

MIHO

だけど、思いの外、選べなかったんです。

KUMA

「誰を選びたい?」って話も一回したんですけどね。1人が1人を選ぶ感じで。

MIHO

でも、「1人は選べないわ〜!」って。

MAYU

チームの片割れで選ばれなかった子には、どういう風に説明するかとか、頑張ってる子でも選べない子もいるし、「よし、こうなったら、説明会開くか!」ってなったり(笑)。

でも、「結局ダンスって気持ちだよね。」となって、だったら、オーディションの方がいいんじゃないかなって。

KUMA

でも、「堅い感じのオーディションは嫌だから、クラブイベントにしよう!」ということになって、ソロショーケースとして見ようということになったんだよね。それを、MIHOがもともとやっていたイベントでやることになりました。

MIHO

私が渋谷のRUBY ROOM TOKYOってとこで、2ヵ月に1回イベントをやっていて、そこでやることになりました。

KUMA

ソロショーが終わったら、みんなで別室に行って、1時間審議するんですけど、1時間で終わるかなって・・・。

TDM

その日に発表するの?

KUMA

そうです。

MIHO

その日の内に言ってあげないと、なんか、その日眠れないかなって(笑)。終わっても解放されないのはしんどいかなと。

MASSY

そうだよね。私たちもしんどいし(笑)。

MAYU

その間に会うのも気まずいしね。

TDM

イベントをするにあたっていろんな想いがあるよね。

KUMA

誰が通るとか考えないようにしてます。想像しない。でも、たぶん、技術があっても、受かりたいって気持ちが強い子が受かるのかなと思います。

TDM

9月20日のイベントでは受かった子たちは、どういう形で参加するの?

KUMA

私たちと受かった人でショーケースをやります。

MIHO

その名も、L.O.F.D CREWです。

MASSY

“THE”ね。

全員

LOFDあ、そーだ!(笑)。

MIHO

“THE”はつけようってことになったんだったね〜。

KUMA

THE REAL TOKYO!

MIHO

HIROさんのイベントもTHE ABSOLUTEだし、“THE”を付けると特別感が出るかなと。

それに、キャストがめっちゃ豪華なんですよ。ゲストがヤバイんです。あ〜!言いたい!!!

KUMA

んじゃ、ミーちゃん、言っちゃいなよー!

MIHO

えー!い〜の〜!?(笑)。

では!えーっと、
STRUT
NUMERO UNO
SYMBOL-ISM
New School Order
モンスター達
So Deep
S.A.S+7DOWN8UPPER
Twiggz Fam
S.W.A.G。

かーらーのー!

オープニングとして、L.O.F.DメンバーがそれぞれL.O.F.Dに関わりがある人と踊るんです。

KUMAがKOJIさんと、
SATOMIがKATOさんと、
TOMOKOがYOSHIEさんと、
MAYUがHIROさんと、
MASSYはSTEZOさんと、
私はNIKI&MALTAと。

これをオープニングで。

オープニングからゲストショーケースの流れで、オオトリのTHE L.O.F.D CREWはものすごいプレッシャーになります。

TDM

わー。それは楽しみだね。何かが起こるね(笑)。L.O.F.Dにこんなに想いがあるからきっと素敵になると思う!

KUMA

ダンサーとかプレイヤーがイベントを打つ時代になってますよね。そうすると、ショーケースを作るみたいに、好きなイベントを作っていくから、いいんだろうなと思います。

は〜、9月20日もいいイベントになるといいですね。また、お参りに行かないとね(笑)。

全員

行ったね〜(笑)。

KUMA

5年前に花園神社にお参りしに行ったんです。

MIHO

新宿のクラブでやるからってね(笑)。

今回もわざわざ新宿でやります!やっぱり、REAL TOKYOだから。

そりゃ、チッタの方がやりやすいけど(笑)。 だから、わざわざ新宿でやるので、絶対!ぜひ!来て欲しいです!(笑)。

TDM

きっと、みんなどこでも行きますよ〜!絶対行く!

MIHO

前回は、先輩のMO'PARADISEとL.O.F.Dでやらせてもらったんです。

TDM

その時はどうでした?

MAYU

いや〜、大変でしたよ(笑)。

全員

(笑)。

MIHO

でも、本番は夢見てるみたいでしたね。

KUMA

超楽しかったよね!

MAYU

うん、超楽しかった!けど、練習はしんどかったねぇ〜(笑)。

全員

(笑)。

KUMA

イシコロさんは1番まじめに来てくれてたよね(笑)。

MIHO

本当!1番ちゃんと来てくれてた(笑)。

MAYU

懐かしいね〜。

KUMA

本番以外、ほわっほわっしてて、あんまりよく覚えてないかも(笑)。

MIHO

当日すっごい大変なのだけは覚えてる。あの日にふたつのショーを良くやったよ。

KUMA

ショーはじまるまでに、すでに足がパンパンで、これから踊るのが信じられない!ってなってた(笑)。


MIHO

大丈夫だよ、あれから4年も経ってるから、きっと体が学んでるよ(笑)。

KUMA

今度も次の日から3日くらい休んだ方がイイかな〜(笑)。

TDM

私もエネルギー使ったイベントの次の日はまったく動けない時あるな〜。ずっとご飯食べてる時もあったな(笑)。

全員

(笑)。

KUMA

エネルギー不足になるんでしょうね(笑)。

MAYU

確かに、寝てない時ほど食べちゃう。

TOMOKO

今回もそうなるのかな…。みんなブクブク?(笑)。

全員

(笑)。

ダンスシーンの流れと、自分たちの気持ちが合うタイミング。


TDM

でも、これだけみんなの想いが詰まってるから、絶対いいイベントになるよ。輝くのは一瞬なんだけどね。

KUMA

1日のイベントのために、1年〜半年悩んで、準備して・・・今年入ってからずっと費やしてるもんね。

MIHO

本当だね。9月のことも考えて、自分たちのスケジュールも考えてるし。「この時期にMarjoramで新ネタ作るのはやめよう!」とかね(笑)。

TOMOKO

正解(笑)。

MIHO

大正解(笑)。

KUMA

準備を2〜3ヶ月前からでは無理ですね。気持ちもいろんなところに行っちゃうし。でも、1年をかけると筋を通せる気がする。

MIHO

でも、焦ってきています。早くやらないと、やらないと!って。一刻も早くやりたいと思ったことはやらないと!

TOMOKO

私、すごい早くに会場にいるかも。いてもたってもいられなくて(笑)。

MIHO

私も、本当はオープンDJなんてしてる場合じゃないんだけどな〜(笑)。

KUMA

気が気じゃないよね。繋ぎとかどうでもよくなったりしてね(笑)。

MIHO

うん、どうでもいい!(笑)。

KUMA

誰かに「毎年やればいいじゃん。」て言われたことがあって。5年前にやった時にも「来年もやりなよ。」とか。でも、これは、ちょっと無理だよね(笑)。

6人の気持ちもそうだし、ダンスシーンの流れと、自分たちの気持ちが合ったタイミングが、そんなに毎年バッチリくるかと言ったら、絶対には来ない。


MIHO

そうそう。だから、オリンピックがちょうどいいんですよ(笑)。

だから、盛り上がるんだよね。「これ終わったら4年後だ!」って思ったら、もうないかもしれないって思う(笑)。

TOMOKO

LOFDだから、頑張れる!(笑)。

KUMA

それに、ノルマ化しちゃうと絶対気持ちがついていけない。メンバーは6人もいるし、6人の気持ちが合致したタイミングでやらないと。

MIHO

ちなみに、今回が終わったら、次は40歳なんで(笑)。

KUMA

あ〜そうだそうだ!L.O.F.D全員アラフォーになってる!

全員

ヤバ〜い!(笑)。

MIHO

でも、やるよ!違う形で!

・・・うそうそ。ちょっと考えられない(笑)。

TOMOKO

今は考えなくていい!考えるのやめよう(笑)。

TDM

でも、若い時は自分たちの40代が がこんな風になるなんて思ってなかったでしょ。

全員

思ってなーい(笑)。

SATOMI

今の30代もこんなだと、思ってなかったよ〜。

全員

うんうん(笑)。

KUMA

自分たちか20歳くらいの時って、30代でみんなダンスを辞めていくってイメージだったよね。退いて、裏に回っていくとか。

MIHO

私が高校生の時にテレビでRAVE2001とかで、メンバーの1人に30代の人がいるチームを見てて、「めっちゃオバハンいるじゃん!」って思ってたし(笑)。

全員

(笑)。

MAYU

その感覚、超覚えてる!

SATOMI

じゃ、うちらもめっちゃ思われてるね(笑)。

MIHO

そうだよね、思われてるよ〜(笑)。でも、実際、若いときより、今の方が体動くもんね。

全員

うんうん!

KUMA

うちらも今「ババァだけど体動いてる!」って思われてるのかな?

MIHO

いーよいーよ、思われてても。動けるババァだから!(笑)。

TDM

40歳くらいまではダンスが上手くなる。でも、40歳を過ぎると、踊り方にもよるけど、現実的に厳しくなってくるかもね。

KUMAちゃんが最近やってるゆっくりなスタイルがあるじゃない?ああいう踊りが合う、雰囲気で出せる、研ぎ澄まされる年齢があるんだよね。踊りが醜くなるのではなく、その空気感で上手い!ってなる。そういう風にスタイルを選んでいく人はいっぱいいると思う。

L.O.F.D 〜 Our Real Hearts.〜

チームの良さを知ってもらえたら。


TDM

L.O.F.Dは結成して何年目?

KUMA

8年?かな。あ、4年後の前に10周年が来ちゃうね。

MIHO

その時に何をやればいいのか、今はわからないね(笑)。あえて、その年は何もしない。スルーするとか(笑)。だって、うちら、Marjoramは今年10年だもん。スルーしそうになってるけど(笑)。

TDM

L.O.F.Dになった瞬間はどういう流れだったの?

KUMA

じゃ、それは、SATOMIに説明してもらいましょう!

SATOMI

はい、まず、KUMAさんはダンスの先輩で、あるスタジオの発表会があった時に、JAMMYのMAYUさんと3人で一緒に踊ろうという話になりました。

その時、私はMASSYと躍っていたので、4人でやろうという話になっていたんですが、当時、KUMAさんがMIHOさんと2人でもやっていて、それも見ていたので、「私はあの子と踊ってみたい。あの子とやりたい。」って言ったら、「じゃ、やろう。」となって、発表会で踊ったのが最初です。

KUMA

その時はTOMOKOはいなかったんだよね。

SATOMI

そう、5人でやったら、「いいじゃん、いいじゃん!」となって、その後またやることになった時に、TOMOKOも入って6人になりました。

MIHO

うちの相方でしたから、「じゃ、一緒にやろうよ」と。

KUMA

あとは、6人でやる前に、よくDABDABで、JAMMY+Marjoramで、1年半〜2年位出させてもらってました。

SATOMI

そうそう、私はそれを見てて、応援しにいってる側でした。

MIHO

KUMAMIHOもやってたしね。

KUMA

そうそう。SATOMIは観客としてそれを見て、MIHOをスカウト(笑)。

全員

(笑)。

SATOMI

はい、「私はあの子とやりたい!」って偉そうにスカウト(笑)。

KUMA

6人でDABDABに出させてもらう時に、チーム名を決めなきゃいけなくて、一晩で決めたんだよね。

MIHO

そうだ〜。

MASSY

最初、U.G.G.Sだったよね。「Under Ground Girls Style」。

全員

LOFD・・・ダサい(笑)。

KUMA

それをHIROさんに「Girlsがよくない」ってツッコまれたんだよね。Femaleがいいよ、と。

MIHO

「Girlsな踊りやってないじゃん。」…確かに!と(笑)。

KUMA

DABDABの本当何日か前にチーム名を決めなきゃいけなくて、MIHOと2人で夜中に電話でどーする?あーする?ってね。

TDM

その時からみんな、ボロボロになるくらいやってたよね。

MASSY

はい、忙しすぎて、辛すぎて、記憶ないです、私(笑)。走り過ぎてて、ついて行くのに必死でした。

KUMA

記憶障害だよね(笑)。嫌なこと全部忘れてる。最初の2年位かな〜。

TDM

それくらい、みんな走ってたよね。

MIHO

うん、走ったな〜。

KUMA

PRE MAIN STREETに一度出て、そのあと「もう1回PRE MAIN STREET出ろ。」ってRAHAさんに言われたんだよね(笑)。

PRE MAIN STREETは2回あったんですけど、1回出たし、自分たちは出るつもりなかったんだよね。


MAYU

そうそう、デニーズに呼び出されたんだよね。

SATOMI

あ〜覚えてる〜!

KUMA

なんか、「もう一回出ないと、MAIN STREETには呼ばない」って言われて(笑)。

MIHO

でも、2回目で通ったの、うちらだけだったんだよね。

KUMA

そうそう、1回目はS.A.SとZIETHが通って、2回目は私たちでした。

TDM

確かに、あのPRE MAIN STREETが、あの世代のダンサーたちのきっかけになってるかもね。

SATOMI

結構いっぱいチーム出てたよね。

MIHO

それこそ、コンテストというよりはクラブシーンで頑張ってる人たちが出てたよね。

MAYU

今回のPRE REAL TOKYOも、自分たちがPRE MAIN STREETで作ってもらった機会が大きいと思ってるので、生徒とはいえ、自分たちの下の子が、何かをきっかけに、私たちと一緒に踊ったりするとか、大きなことができるようになるといいなっていう想いもあります。

KUMA

PRE MAIN STREETを経験したからこそ、ね。


SATOMI

今じゃ、PRE MAIN STREETがあったことを知らない子もいっぱいいるもんね。

KUMA

5年前のREAL TOKYOを知らない子もいるし、それくらい新しい世代になっちゃってるよね。

TDM

そうそう私の感覚だと、4年に1回、世代とかシーンは回るんですよ。実際、それくらいみんな何も知らなくなっていくんだよな。

MIHO

今回もオーディションを受ける50人中、何人知ってるんだろうね。1番下だと18歳とかだから。完全に知らないよね。

TDM

ダンスシーンは特に早いと思う。

KUMA

5年前にやった内容から、今回も変えないとね。同じようにはいかないね。

MIHO

5年前のゲストチームの少なさにビックリしたよね。5チームだっけ。それで、あれだけ人が入ってた事実があるけど、今はもう、たくさんゲストを呼ばないと入らないと思う。

SATOMI

昔と比べて大きいイベントも増えたしね。

KUMA

時代の流れもあるよね。自分たちがワクワクするものを考えても、5年前と同じ風にはいかないしね。

TDM

若い子たちは、今頑張らないとずっと名前を覚えてもらえないとか、みんな必死なんだろうな。

KUMA

その必死さはひしひし伝わりますね。

MIHO

中間世代というか、20代の子たちのフックアップし切れない感じがありますね。チームで強いのがいない。個々にバトルで勝つ子はいても、チームで飛び抜けていいよねっていうのがいないから、大きいイベントにもその世代だけでは誘われないし、誘えないよね。説得力が足りないというか。

MAYU

今、パッと名前は出てこないね。

KUMA

そうだね。チームの良さを知ってもらえるといいね。それに尽きるね。

TDM

こんな風にみんながダンスシーンを想う世代になったんだね〜。

MIHO

前までには考えられないことですね。自分のことしか考えられなかったですから。自分さえよければよかったわ〜!

KUMA

うん。でも、自分たちが楽しくやるためにも、やっぱり自分たちの場所を自分たちで作っていかないと、楽しくできないっていうのも、半分あるよね。楽しい場所っていうか、気持ちがいい場所。

MIHO

たまに発信していかないとね。発信して疲れる時もあるけど(笑)。

TDM

ダンスの場合は、レッスン一つにしても、何をやっていても、発信してるんだと思う。いい形で伝えていきたいよね。PRE REAL TOKYOという発信も楽しみにしています!今日はありがとう!頑張ってね!!

interview & photo by AKIKO
'13/08/10 UPDATE
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