TDM - トウキョウダンスマガジン

DJ Juri スペシャルインタビュー
■DJ(=音を作っている側)から見るダンスの視点

DJ Juriやっぱり、難しいステップをいっぱい発表している人よりも、『その音をどう感じて表現しているか?』っていう音ハメのセンスに惹かれますね。選曲っていう面では世界観を意識するんですけど、そのダンサーが『何でその曲を選んで、この踊りをしているのか?』みたいな事を意識して、そのチームやダンサーのこだわりやパワーがあればいいと思いますね。音ハメや曲順はけっこう気になってますね。たまにダンサーに聞きに行く時もありますよ。
■DUBについて・・・。

DUBっていうとレゲエのDUBをイメージされがちなんですけど、私の捉えているのは「DUB=音」なんですよ。DUBっていう名前の発祥は空間を作るって事からきてるらしいんですね。「〜の空間を作る=DUB」。レゲエの意味するDUBっていうのがある前からそうらしいんですよ。そこから区分けされているらしいですよ。だから、歌モノのハウスの一番最後に“インストメンタルダブ”って書いてあると、ただのインストなのにDUBっていう言葉を使ったりとか。『いろんな表現方法があるんだな。』っていうのを感じて、そういう使い方をしてみたくなったんですよね。

私はやっぱり太鼓の音が好きで、皮物だったら和太鼓でもなんでも好きですね。だから、ラテン系でもハードハウスでもかっこ良かったらかけますね。「太鼓の空間=太鼓DUB」ですね。『DUBってなんだろう?』って所から興味を持って、来てみてくれたらいいなって思うんですよ。それから人の感覚で伝わってくれたらいいですね。自分の選曲スタイルに具体的な名前を付けるのって賭けだと思うんですよ。これからはDJプレイもそうなんですけど、曲を作る方にも力を入れて、自分のオリジナルの空間を伝えていく方に力を入れてやっていきたいなって思っているんですよ。   着太鼓DUB

着太鼓DUB


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'05/03/07 UPDATE
Interviewer:Akiko
Topics
SPIRITUAL YOYOGI LIFE Nu-dancers
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(2005/10/21更新)
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