NUE(以下N):
毎回(笑)。計画性がないんですよね。
R:
それぞれが本当にコレ自体だけに向かっていれば
、もっと計画的にできるんだけど。やっぱそれぞれ違うこともやってるし。でも、その繰り返しが成長につながってるっていうのが大きいんじゃないかな。夜クラブでショーをやってても変わらないって思ったし、あとはバックダンスくらいしかないでしょ。なんか、もう一個くらいあってもいいんじゃないかなって感じて、「作品を作りたい。」「じゃ、劇場を借りるのってどうするの?」っていうのから始まったから。
N:
舞台演出を考えるのは好きなんですよ。小さい時からストーリーを作ったりだとかが好きで、最初に演出したのが中学3年の時。トニーティーさんとかがやってた赤坂のダンスバトルのビデオがあって、ゲストでYOSHIBOさんとか、柳さんとか、マークさんとか、いろんなダンサーが出てたイベントが1986年くらいにあったんですよ。それを見て、ガキだったから、純粋になんかこういうのやってみたいなって。
中3の時に初めてやって、今11作品ですね。オレにとってはそれが今も続いてるっていうだけです。ま、友達が大事ですよね。友達がいないとできないから。クルーっていうか、公園にたまってるちょっとダンスもできる奴らとやったんで。一回はやらなくなった時期もあったんですけど、やっぱり、こいつらと知り合えたから…。
R:
(NUE)と初めて出会ったのはダンスの仕事だったんだけど、大人の中にいたから、すごい老けてて、絶対年上だと思ったんだよね。そしたら同い年!って聞いて(笑)。で、仲良くなって遊ぼうよってなったね。
N: そう、で、人が集まってきちゃったから、始まっちゃったって感じ。あとは、形になってく為には、やっぱりスタッフさんと知り合えた、っていうのがあって。「金はあんまないんだけど、光当ててくんないっすか?」ってお願いした人が、たまたま舞台よりの照明さんで「あぁ、いいよ。」ってやってくれることになったし、いろいろアドバイスもらって…。それが今回の照明さんなんだけど5年ぶりに第一回目の照明さんとやるんで、ガッツリいい感じになってる。
R:
その人が一番なんだかんだ言ってすごかったよね。
N: 最初、俺たちがダメダメだった時で、照明さんに怒られてた。ダンスに詳しい人じゃなくて、どっちかっていうと、ロックバンドとかのライブの照明が多かったらしくて、舞台や演劇を平行してやってたみたい。
R: 最初にスタッフが居たっていうのは大きかったよね。
N: 今まで作った作品の中で何人もやってもらったんですけど、やっぱり合う人っていうのは少ないですね。だから段々そういう人にうまくスケジュール調整したりして、お願いしてます。前は頼める人がいたら頼んでたけど、やってて合わない気使うし、余計大変になっちゃうしね。
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